高血圧症は恐ろしい病かも…

高血圧症、つまり血圧値が本来の値よりも高くなるという症状は決して珍しいものではありません。
総患者数では平成20年時点の調査で796万7千人がこの症状を患っているとされるようになっており、全人口の6%、約16人に1人が高血圧の状態にあるということが判明しました。
患者数が多いこと、そして血圧が高いということが直接の死因になることは少ないことから「高血圧症は何よりも恐ろしい病気である」というような考え方をする必要が無いことは確かですが、しかしたかが血圧と言って侮ってはならないのもまた確かです。
どうして侮ってはならないのかというと、これは高血圧という症状が、様々な恐ろしい病気の引き金になることがあるからです。
さて、では高血圧症にはどういった病気を合併症として引き起こすリスクがあるのかというと、まず最初に考えておくべきとなるのが動脈硬化です。
動脈硬化とは本来であれば柔軟性があり、血液の流れに応じてある程度形状を変化させるはずの血管が硬化してしまい、上手く血液の流れに対応できなくなる病気です。
これは高い圧力で血液が流れ込むことによって血管がダメージを受け、そのダメージを回復させるために厚く太いものになってしまうのが原因です。
この状態が続いてしまうと血管はどんどん太くなっていきますが、同時に血管内壁にはかさぶたのような物が出来てしまい、そこで血液の流れがさらに悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなるということはそれまで以上に強い圧力がかかるということになりますから、高血圧の悪化に繋がります。
そしてこのかさぶたがはがれてしまったという場合、さらに恐ろしい病気が引き起こされます。
それが脳梗塞や、心筋梗塞と言ったような病気です。
脳梗塞は剥がれたかさぶたが脳の血管に詰まってしまう病気、心筋梗塞は剥がれたかさぶたが心臓の重要な血管に詰まってしまう病気です。
脳への血流がストップすれば人は全身を動かす命令を出すことすらできなくなってしまいますし、心筋梗塞が起きれば全身へ血液を送ることが出来なくなります。
これらの病気は人の命を奪うには十分すぎる病気です。
血圧が高くなること自体がすぐに人の命を奪うわけではありませんが、しかしそれによって合併症が引き起こされた場合、人はたやすく死んでしまうのです。
たかが高血圧症と考えるのではなく、高血圧症であるとして判明したのであればそれが治療の開始時と判断し、しっかりと治療に取り組むようにしましょう。

■高血圧治療にはこの薬がオススメ
ノルバスク
■血圧を下げる働きがあります
プロプラノロール

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